法人の角印は、いつ使うの?用途や種類について詳しく解説します!
会社が大きくなって法人化した際に、ハンコ屋さん等で角印を購入する方は少なくないと思います。
この記事では、角印の使うタイミングやその用途、種類について詳しく解説いたします。
角印とは?
角印とは、正方形の会社名や屋号のみが入った印鑑のことです。
コピー防止のため、読みにくい篆書体や印相体などで作られるのが一般的です。
一般的に「会社名や屋号」+「印」「之印」が入ります。
角印は正方形にバランスよく作るため、この「印」「之印」はバランス調整のために入れられることが多いです。
角印の用途について
角印は主に請求書、領収書に使われる他、社内文書や見積書、納品書等に使われます。
角印は実印や銀行印とは違い、どこにも登録しないため、認印として使われます。
そのため、重要な契約などでは実印を用い、基本的に押さないのが一般的です。
例えば領収書では、角印を社判(住所印)の横に押す場合が多いです。
角印を押すことによって、偽造防止、確かにこの会社が角印を押しました、という意味合いを持ちます。
角印の種類について
角印には主に以下の3種類があります:
印鑑
印鑑タイプの角印は、朱肉を付けて押すハンコのことです。
朱肉を付けて押すので、押す人によって紙の付き方にバラつきが出ます。
これによって、コピーされにくいというメリットがあります。
ただし、上手く押すのが一番難しいことがデメリットとして挙げられます。
印鑑を朱肉に満遍なく付けた後に紙に押し、角印の四方の角に少しずつ力を入れると上手く押しやすくなります。
ゴム印
ゴムの角印は、スタンプ台(赤や朱)を付けて押します。
ゴムで出来ているため、押しやすい反面、押した際に出来る印面が押すたびに変わってしまいます。
ですので、ゴムの角印は契約などでは使えない場合が多いです。
浸透印(シヤチハタタイプ)
シヤチハタタイプの浸透印の角印は、インクを付けずにそのまま押せます。
印鑑やゴム印と違ってインクが内蔵されているため、連続してポンポン押せます。
メーカーによって多少耐用回数は変わりますが、便利です。
便利な反面、こちらも印面はゴムで出来ているため、契約などでは使えない場合が多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
角印は、日常的なビジネス文書において重要な役割を果たしますが、契約などの重要な場面では実印を使用することが推奨されます。
また、角印の種類によって使い方や適した場面が異なるため、それぞれの特徴を理解して適切に選択することが大切です。
スタンプ道では、シヤチハタタイプの角印の他、住所印とのセットも販売しております。
ぜひ一度ご覧ください。